~ 気圧の変化(気象病)とお口のトラブルの関係を日立市の歯科医が徹底解説! ~
みなさま、こんにちは。立原歯科医院、院長の”立原正仁”と申します。
海と山に囲まれた自然豊かな日立市ですが、季節の変わり目は天候の変化を感じやすい地域でもありますよね。梅雨の足音が近づくこの時期、「虫歯はないはずなのに、なぜか歯が痛む」「歯が浮くような違和感がある」と悩まされる方が急増します!
実はこれ、単なる気のせいではなく、「気圧の変化」が引き起こすお口のSOSかもしれません。この記事を最後まで読んでいただくと、梅雨時期特有の歯の痛みの原因とご自宅でできる解決策、そして当院が提供するサポートについてしっかりとわかります!
はじめに ―― 梅雨時期に増えるお口のSOS
5月下旬から6月の梅雨時期にかけて、「雨の日に歯が痛い」「低気圧が来ると歯が浮く」といったお悩みを抱えて来院される患者様が多くいらっしゃいます。日立市は豊かな自然に恵まれている一方で、海風や山の天候により気圧の変動を体感しやすい環境でもありますよね。
頭痛やだるさを引き起こす「気象病」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、実はお口の中もこの気象病の影響を強く受ける部位なのです。患者様のよくある悩みとして、「歯医者に行くべきか、天気が良くなるまで待つべきか迷う」というお声も頂戴します。
なぜ痛む? ―― 気圧の変化と“歯髄腔”のメカニズム
「どうして気圧が変わると歯が痛くなるの?」と疑問に思いますよね。歯の内部には、“歯髄腔(しずいくう)”と呼ばれる神経や血管が通っている繊細な空間があります。
通常、この歯髄腔の中の圧力は外の気圧と同じに保たれています。しかし、低気圧が近づいて外の気圧が急激に下がると、相対的に歯髄腔の中の圧力が高くなり、内側から外側に向かって膨張しようとする力が働きます。
この膨張する力が周囲の神経を圧迫し、「ズキズキとした痛み」や「歯が浮くような違和感」を引き起こすのです!(※)5月12日の記事『虫歯じゃないのに歯が痛い?』でもお話しした「食いしばり」や「歯ぎしり」の癖がある方は、気圧の変化によるストレスでさらに無意識の噛み締めが強くなり、痛みを増長させてしまうリスクがありますので要注意です。
注意すべき症状 ―― 虫歯・歯周病との隠れた関係
「じゃあ、低気圧の日は誰でも歯が痛くなるの?」というと、そうではありません。健康な天然歯であれば、気圧の変化だけで強い痛みが出ることは稀です。痛みを感じやすいのは、実は「隠れ虫歯」がある歯や、「歯周病」が進行している歯なのです。
歯を失う原因の第1位は歯周病です。歯周病は初期の段階ではあまり症状もなく進行していき、歯ぐきの炎症を起こし歯の周りの骨を溶かし、やがては歯が抜けてしまう怖い病気です。現在でも成人の約80%が歯周病にかかっており、30才以上の方の歯の喪失原因の第1位になっています。
歯周病により歯茎が炎症を起こしていると、周囲の組織が気圧の変化に敏感になり、痛みが強く出やすくなります。天気の変化で歯が痛む方は、お口の中に何らかのトラブルが潜んでいるサインかもしれません。
痛みを和らげるために ―― 具体的アドバイスと処置内容
『お口の健康が全身の健康に繋がる』ことを市民の皆様に知っていただきたいと、私たち歯科医師は様々な事業や活動を展開しております。気圧の変化による歯痛や歯周病の悪化を防ぐために、日常生活で心がけたいポイントをまとめました。
- 無理な食いしばりを避ける ストレスや自律神経の乱れから無意識に歯を食いしばってしまうことがあります。日中は上下の歯が触れ合わないように意識し、リラックスする時間を持ちましょう。
- 正しいセルフケアの徹底 毎食後磨く習慣を身に付けましょう。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスなどの使用がおすすめです。原因となるプラーク(歯垢)をしっかり落とすことが大切です。
- 歯科医院でのプロフェッショナルケア いったん出来てしまったバイオフィルムは歯磨きでは除去出来ません。担当の歯科衛生士とともに治療後のメンテナンスにも力を入れておりますので、専門的なケアを受けましょう。
根本的な解決に向けて ―― 立原歯科医院のハイクオリティな治療
『食べることは生きること』『生きることは食べること』です。歯が悪くなってから来ていただいても、治療することしか出来ません。歯は削って治療するものではなく、削らないで予防していくことが大切です。
当院では、ハイクオリティ(質の高い)の歯科診療を当院の基本理念に掲げております。また、日本臨床歯周病学会 認定医の資格を持つ歯科医師が、歯周病を丁寧に診察し治療を行ってくれる環境が整っております。歯周病治療は、患者様と私どもの二人三脚の治療が必須であります。治療に際し、疾患をしっかりとご理解いただいた上で、患者様の役割、当院の役割を明確にご説明し、根気よく治療を進めてまいります。
さらに、安心して治療を受けていただくため、空気清浄装置«エアロシステム35M»で微粉塵・細菌類を除去して清潔で安心出来るクリーンな環境を作っています。気圧の変化で「歯が痛い」「違和感がある」と感じたら、それはお口からの大切なSOSです。我慢せずに、ぜひ当院へご相談ください!
『役に立った!』と思ったらぜひシェア&ブックマークをお願いします。
ご相談は立原歯科医院公式サイト(https://www.tachihara-shika.com/)までお気軽に!
日立歯科医師会としても、これからも市民の皆様のQOL(生活の質)の向上のために、積極的に歯科保健活動を展開し、健康寿命の延伸に努めてまいります。それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!
立原正仁
医療法人社団 春風会 立原歯科医院 院長
〒317-0077 茨城県日立市城南町3-1-33
電話番号:0294-22-0777 (常磐線 日立駅より車で8分 / 小平会館入口バス停より徒歩1分)
